卒業生インタビュー 川原百合子さん
川原百合子さん
NOKRY 代表 1級建築士・インテリアコーディネーター・商業施設士
建築学科卒業
公共施設・福祉施設に携わって10年。今週、念願の独立を果たす。
人とのつながりを大切にしながら、任せられた建物を一つひとつ、ていねいに造っていきたいですね。
OCTを卒業して10年半、建築事務所に勤務しました。この会社は、病院や福祉施設、公共施設などを手掛けることが多く、私も、医療法人や福祉法人の方とどういう施設にしていくのかを話しあったり、県や国に申請するための大量な資料を作ったり、いろんなことを経験しました。とくに老人ホームなどは、実際に人が暮らす場所ですから、時には施工前にモデルルームを作って、安全性や快適性を検証したりもしました。何度も現場に足を運び、現場の業者さんに自分の設計意図が伝わっていなければ、納得してもらうまで細かく説明も繰り返したりしました。なかなか伝わりにくい部分ではあるんですが、よいものを造るためには、私も妥協はできませんからね。私にとって、OCTは「建築って、なんて面白いんだろう!」と感じさせてくれた学校。先生とよく建築物を見に行ったのですが、そのときの先生がすごく楽しそうで(笑)、その姿から、建築という仕事は素敵なんだなと教えられました。仕事を任されるようになるまで辛いこともありましたが、あのときの先生の姿を思いだして「私も、先生のように建築の仕事が楽しく思える日が来るはず!」と思って頑張り、今春には念願の個人事務所を設立することができました。今の自分があるのは、現場の人、事業主さん、そして先生、いろんな人との出会いがあったから。これからも、人とのつながりを大切にしながら、任せられた建物を一つひとつていねいに造っていきたいと思っています。


