教員紹介
OCTの教員たちは、専門資格をもち実地経験も豊富な個性派揃い。技術を磨きたい人から
資格取得をめざす人まで、モノづくりにかけるあなたの夢を、親身になってバックアップしています。
いろんなことに興味をもち、自分の心に灯をともそう。
建築学科Ⅱ部で教鞭をとる岸上教員は、30歳で建築設計事務所を設立して以来、さまざまな建築コンクールの受賞歴をもつ。それらの仕事を通してとくに印象深かったのは、自分の設計した建物が、時間や自然条件の影響を受け、想像以上の空間の"力"が存在しているのを感じたとき。「自分の小さな力だけでは表現しきれない世界が建築にあることを実感した」という。また、建築をめざす学生に対しては、「どんなことにも興味をもつ要素はあり、自分の内面に火をつけることが必要。だから何に対しても"好きになる自分"を大事にしてほしい」とも。そうしてモノの本質を探るのがプロという岸上教員の指導は、先生というより先輩としての助言という温かみがある。
★岸上先生からのメッセージ
「明日の建築業界の担い手たちへ」をご覧ください。

岸上勝彦+明建築工作舎
(一級建築士設計事務所)代表
| [担当学科] | 建築学科Ⅱ部 |
|---|---|
| [専門分野] | 建築業(設計・施工) |
| [関連資格] | 1級建築士、 2級土木施工管理技士、 車輌系建設機械運転技能 |
岸上建築は、流行にとらわれることなく、人の居場所や真の快適性といった住む人の生活感を追求するなかで生まれる。
3つの活動を軸に、世の中へ貢献しています。
自己投資を惜しまず、
多くの感動体験を。
住宅をはじめ、店舗や保育園、高齢者福祉施設などを手掛けています。私の信条は、自分にしっかり投資すること。国内外問わずいろんな場所へ出向き、様々なものに触れる旅をしています。建築は、依頼主の思いを自分のフィルターに通し、形として表現すること。だから、どれだけ多くの経験を積み重ねてきたかが、作品に大きく反映されるんです。
ライフワークとして、
建築の魅力を次世代に伝える。
建築設計活動に加えて、5年程前からは危機感と義務感を抱き、未来を担う世代へモノづくりの楽しさを教える活動もはじめました。地域のイベントで幼稚園児や小学生を相手に工作教室を開いたり、高校へ何十点もの建築模型を持って行って展示・講演会を行ったり。国境を越えて日本の伝統建築を伝えに、アメリカやメキシコの大学へも講演に行きました。
病気と闘う子どもと家族へ、
安心で快適なホスピスを。
そして現在、新たな挑戦として「こどものホスピスプロジェクト」に参画中です。これは、重い病気を抱えながら在宅ケアを余儀なくされている子供を、日中一時的に預かる施設。その間、介護を担う家族へゆとりを提供することが目的です。難しい条件や問題をクリアして安らぎの環境を実現できるよう、計画全体のコーディネート及び建物の設計に取り組んでいます。
★重山先生の設計事務所
「一級建築士設計事務所 重山建築研究室」

重山建築研究室
(一級建築士設計事務所)代表
| [担当学科] | 建築系学科 |
|---|---|
| [専門分野] | 建築設計 エコ&グリーンデザイン |
住宅をはじめ、店舗、児童・高齢者福祉施設などを得意とする重山教員。設計条件が厳しいほど燃えるという、熱血建築家だ。趣味はハーレー。

実体験にもとづいた、人を惹きつけるデザインを。
デザインのアイデアは、
街中に溢れている。
美容室や飲食店、歯科医院などの医療施設、住宅など、様々な空間をデザインしています。大切なのは、とにかくアンテナを張り巡らすこと。建築物はもちろん、自然や美術品を鑑賞したり、同じジャンルの店を見比べたり、街の人の動きを観察したり、社会情勢を勉強したり......。そこら中に転がるヒントを集めて引き出しを増やし、機能的かつ個性的な空間を生み出します。
常に探究心を持って、
自ら体感することが大切。
OCTでは空間デザインの授業を担当。お店や住宅などの課題を与えますが、重視するのは技術よりも考え方やプロセスです。実際に店や自宅の寸法を測ってみるなど、実際の建物に触れて、その機能を理解。また、普段から床・壁の素材や空間など、身の周りのインテリアをデザイナー目線で考察することを意識付けることで、作品づくりに活かすよう指導しています。


孝太郎デザインオフィス代表
| [担当学科] | インテリアデザイン学科 |
|---|---|
| [専門分野] | 商業施設・家具・住宅等の 設計&施工 |
「街はヒントで溢れている」という室谷教員。ニューヨークでの修業時代は、マンハッタンの地図が描けるぐらい街を歩いた。
家が出来上がる度に、大工で良かったと思います。
昔ながらの日本建築の家を作り続けて25年。OCTでは、道具の手入れ方法から使い方、材料の加工の仕方と、大工技能を基礎から順番に教えていきます。大工としてこれまで家作りは何度も経験していますが、やはり完成したときの達成感や、依頼主のご家族に喜んでもらえたときの嬉しさは、毎回この上ないもの。大工というのは、自分の能力が形となって表れるシビアな世界ですが、逆にそれが面白いですし、やりがいのある部分でもあると思います。向上心を持って真剣に努力した分だけ、必ず良い形で自分に返って来ますよ。


大工職人
| [担当学科] | 大工技能学科 |
|---|---|
| [専門分野] | 大工技能 |
環境都市をデザインするということ
私はランドスケープアーキテクトとして日々業務に携わっていますが、常に社会・歴史・自然という3つの環境基盤を意識し、「土地のDNA」にもとづいたデザインを心がけています。そして「ここをどうするか」ではなく、「この辺りを良くするために、ここはどうあるべきか」という「まちづくり視点」が重要であると考えています。創る対象は都市の一部であっても、それを遠くから見つめる(鳥瞰)ことと、遠くまで見つめる(眺望)という大きな視野を持ち、「土地のDNA」と照合することで「そこにふさわしい、まちの景観を創る」こととなります。学生諸君にはこのような都市デザインのスタンスやプロセスを学んでもらいたいですね。


ムロガ環境デザインズ 代表
| [担当学科] | 建築学科 |
|---|---|
| [専門分野] | ランドスケープデザイン |
建築家の領域を超えて、人・モノ・コトと関わる。
若手建築家として活動し、
良い建築を追い求めた。
私はOCTのOBです。卒業後は、建築家の設計事務所や企業で働きながら経験を積み、31歳で独立。建築家として、数々の住宅やオフィス、店舗、商業施設などを手掛けました。若い頃は、依頼主の満足感や世間からの評価を糧に、作品づくりに日々没頭し、自分なりに表現者としての道を進んでいきました。
作品づくりから環境づくりへ、
スタンスをシフト。
建築家としてキャリアを重ねていくうちに活動の幅も広がり、次第に心境が変化。自らモノづくりをするだけでなく、プロデューサーのような立場にも面白さや喜びを感じるようになりました。同時に、今後は業界でも先進的に領域を超えた立ち位置にすべきだと考え、コンサルティングやコーディネートといった分野での仕事にも取り組むようになっていきました。そして、近年では教育活動、執筆や新聞・雑誌の連載、企業へデザインではなく理念を供給するという形でのコラボレーション商品の開発、ワークショップ・展覧会のプロデュースなど、多様なフィールドで活動をしています。
調整的役割として生きる、
それが自分にとっての最適。
いろいろ経験した結果、やはり自分のベストポジションは人や物事の"間"であり、そこで周りをつなぐ働きをすることだと思うに至りました。言わば、シュートを決めるのではなく、スルーパスを出す役割です。今後も自分の限界を決めず、幅広い可能性を模索していきたいですね。

| [担当学科] | 建築設計学科 |
|---|---|
| [専門分野] | 建築・空間・プロダクト設計 デザインプロデュース コンサルティング |
(左写真)撮影:大竹静市郎 (右上写真)写真提供:積水ハウス株式会社
確かな技術と向上心があれば、どんな分野でも活躍できます。
縁の下の力持ち、
それが設備の役割。
大学で情報工学を学んだ後、OCTの建築学科Ⅱ部に入学。卒業後は設備技術者をメインに、一級建築士、学校講師、キャリアカウンセラーなど、多方面で活動しています。設備の分野は、設計などと比べると華やかさはないものの、わかる人にはわかるこだわりや美しさがあります。地道でコツコツとした仕事ですが、職人技が光る奥の深い世界があります。
基礎を固めて、
自ら応用できる人間に。
設備には、法律などの細かなルールがたくさん。でも、使い勝手を良くするための工夫には、設計者の個性が現れます。その個性を磨くには、基礎が肝心。そこで、学生にはまず設備の全要素の基礎を教え、学びを深める土台を築かせます。その上で、みんな失敗を恐れずどんどん挑戦してほしい。やる気があれば、どんな世界でも生き抜いていけますからね。


株式会社イワギシ 取締役
| [担当学科] | 建築設備学科 |
|---|---|
| [専門分野] | 設備設計 |
常に疑問を持つ癖をつけて、授業を何倍も楽しもう。
授業ではロボットの歴史、技術、考え方などを教え、一からロボットを作ります。実はロボットには定義がなく、自動車も、炊飯器も、デジカメも、ゲーム機も、ある意味すべてロボット。だから、これからロボット作りを志す人はまず、身近な機械や話題の商品の仕組みに疑問を持ってみてください。授業の中で、その答えが明らかになりますよ。目に見えない仕組みは難しく感じられがちですが、全ての動きには根拠があるもの。それを理解できると一気に面白くなりますし、社会に出てからも知識を組み合わせて、どんなロボットでも作れるようなります。

テクノメック合資会社
ホームオートメーション&家庭用ロボット導入サポート
| [担当学科] | ロボット・機械学科 |
|---|---|
| [専門分野] | メカトロニクス |
ロボットをきっかけに、自分の世界を広げよう。
個人でのロボット製作からスタートし、2005年にロボットフォースを設立。仲間と一緒に、ロボットの設計、組み立て、プログラミングを行っています。また、「ロボゴング」、「ロボファイト」というロボット競技会を中心に、ロボットイベントも企画・運営。さらに2010年からは、地元の企業と連携して、大阪のシンボルである通天閣をモデルにした「通天閣ロボ」の製作と整備を担当しています。一口にロボットといっても、種類や用途は様々。可能性は未知数なので、学生にも夢を持っていろいろ挑戦してほしいですね。
周りと調和しながら、建築をとことん楽しむ。
仲間や学生たちと一緒に、
無限の可能性を追求。
仲間と3人で事務所を運営。建築設計、コンサルティング、グラフィックデザイン、都市リサーチなど、幅広く活動しています。建築にはそもそも答えなんてありません。だから、学生に対しても方向性を限定せず、一緒に楽しみながら考えていくスタイルを取っています。学生は一つのきっかけで急激に成長するもの。その未知の可能性も大切にしたいんです。
現場と学生をつなぐ、
リアルな学びを提供。
新入生はまず、階段はどのようにできている? というテーマで校内の階段を調査するなど、建築を細かく見ることからスタート。また、課題は実在する店舗の改修や、学校職員をお客様に見立てての住宅設計など、現場に近い学びにこだわります。みんなお店へ出向いて現状を見聞きしたり、職員の方に理想の家をヒアリングしたり、実社会で学びを深めていますね。

全員が一緒になって、より良い建築物を作りたい。
あらゆる垣根を取り払い、
自ら参加する建築へ。
OCT卒業生を含む、仲間たち3人と設計事務所を運営し、設計、施工、学生とのワークショップなど、幅広く活動しています。目標は『設計者と非設計者』の関係を見直すこと。今、家はお金で買う商品のようなものになっていますが、大切なのは住まい手を含めた様々な人たちで一緒に作る感覚です。そこで、建物に関わる人全てを巻き込み、共同で作り上げていくという建築のあり方をめざしているんです。
みんなで動き、考えることで、
見えてくるものがある。
OCTの授業では、グループワークを盛んに行います。例えば、ある土地に建物を建築するという課題では、全員で現地まで足を運び、問題点などを検討。実際、建築は完成までに様々な人が関わりますし、周囲の環境も重要ですからね。だから、学生時代から積極的に現場に触れて欲しい。外に出れば新たな発見がありますし、その経験は必ず自分の糧になります。

広い視野を持って、建築と向き合って。
アトリエを開設し、設計活動と共に2010年に木を育てるプロジェクトを始動。現在は応援参加しています。建築をつくる素になる大切な要素は、身近な『くらし』の中にちりばめられています。当たり前に思ってきた事を改めて観察したり、角度を変えて考えたり、前向きに疑ってみる。生きてきた環境や背景、立場の違う人や社会の状況にも意識を向けて、建築や自分の考えとの接合点を見つけていくことが、かたちやデザインとなって表現されるのだと思います。根底に宿るチカラを共に育んでいきたいですね。

ATELIER KAI
(一級建築士設計事務所) 代表
| [担当学科] | 建築学科Ⅱ部 |
|---|---|
| [専門分野] | 建築設計 |
プロセスを学ぶことで、問題解決力が身に付く。
授業では、建物が建つまでのプロセスを教えます。実際の現場では、表面的なデザインよりも、なぜそのようなデザインになったのかという点が重要。それに段階を踏んで考えることで、途中で問題が起きても、自力で原因を見出し対処できる力がついていきます。校内での学びだけでは伝わりづらい時は、学生と一緒に外に出てリアルな状況を調査することも。OCTは教員と学生の距離が近いので、作業を通して一緒に問題を解決していくことも多いです。

平面で立体を創造する、不思議と面白さを伝える。
CADやShadeなど、2次元、3次元アートが描けるソフトを用いて、建築の完成イメージ図、ロゴマーク、イラストなどのグラフィックワークを手掛けています。OCTでは、こういった仕事で使っている技術を、学生たちに噛み砕いて伝授。また、他の教員の授業と共同で、実際に飲食店から依頼を受けて店舗デザインに取り組んだこともあります。自分たちが作った3次元の仮想空間が現実となって現れるのは、モノづくりの醍醐味を感じられる瞬間ですよ。


アトリエブランシュ 代表
| [担当学科] | インテリアデザイン学科 ロボット・機械学科 |
|---|---|
| [専門分野] | CGデザイン イラストレーション |
本質を捉えた、最適なデザインを。
仕事では、住宅や福祉施設、ホテルなど様々な建物を設計しています。家主の生活スタイルを掴む必要がある住宅と、誰もが快適に暮らせる福祉施設、快適さに加えて非日常性も重視されるホテルとでは、求められるデザインが全く違います。でも、どれも人・モノ・環境から成る関係の本質を捉えることで、最適なデザインが生まれます。OCTの学生は真面目で、真正面から物事に挑戦できる。その姿勢で、本質を掴んだデザインを楽しみながら作ってほしいですね。

一級建築士事務所NOKRY 代表
| [担当学科] | 建築学科 建築設計学科 インテリアデザイン学科 |
|---|---|
| [専門分野] | 建築設計 インテリアデザイン |
学生も巻き込みながら、フラットな関係で創作を楽しむ。
仲間と3人で設計事務所を運営。誰もトップに立たず平等な関係でモノづくりを行う、"超並列"という新スタイルを確立しています。展覧会やイベントの開催など、ときには学生ともコラボしながら、アーティスト的な活動も盛んに行っています。

昼間部 建築系学科
建築学科/建築設計学科
建築実務学科/建築設備学科
建築士専科
赤代 武志、家倉 泉、
池内 隆人、市川 正幸
猪又 力、岩岸 克浩
大塚 悦子、大西 崇之
緒方 幸樹、川北 賀代子
川本 祥史、岸上 純子
岸本 憲一、木下 太
木下 芳晴、木村 貞基
木村 吉成、倉島 義貴
桑田 紹子、桑田 浩光
近藤 英夫、近藤 秀樹
斎木 勝代、左海 晃志
酒井 勲、重山 徳浩
志水 久雄、新宮 明
杉元 孝治、田口 雅一
田渕 正樹、竹中 智司
谷川 康信、月形 秀和
辻元 寿、土屋 稔
鳥居 久晃、中平 勝
林 高行、本位田 有恒
松本 司、三浦 弘志
宗林 功、室賀 泰二
山口 武志、山崎 亮
吉井 歳晴、原田 総一郎
荒井 圭一郎、井端 賢次
岩村 眞樹雄、金子 和宏
川原 百合子、矢野 正明
吉田 裕彦
建築学科Ⅱ部
青山 幸夫、家成 俊勝
大塚 悦子、梶 純子
岸上 勝彦、笹田 優
清水 寛仁、高橋 潔志
谷川 康信、戸田 良治
鳥居 久晃、中谷 理男
西田 雅和、藤田 清一
枡田 和正、桝田 利一
山本 隆敦、吉田 裕彦
伊藤 千春(TA)、中島 崚真(TA)
中城 俊広(TA)
※TA:ティーチングアシスタント
大工技能学科
荒井 圭一郎、岩村 眞樹雄
金子 和宏、坂本 行啓
坂元 宣明、菅 宜雄
西尾 孝、西野 和夫
左海 晃志、重山 徳浩
新宮 明、竹中 智司
谷川 康信、林 高行、
原田 総一郎、宗林 功
山口 武志
インテリアデザイン学科
浦谷 晃子、川原 百合子
左海 晃志、島井 義久
土屋 稔、細田 喜則
本田 悦子、室谷 孝太郎
吉田 裕彦、渡邉 浩行
松本 司、宗林 功、山口 武志
ロボット・機械学科
池部 千鶴、井端 賢次
岩気 裕司、大西 敏晴
塚中 昌雄、堀部 達夫
松尾 知恵、宮川 八州美
村上 登昭、矢野 正明
浦谷 晃子、原田 総一郎







