「売られた喧嘩は買う」
今夜、我が事務所の所長とお客さんと3人でお酒を飲みながら
話をしていて、思ったことです。
もっとも、僕は臆病者なので殴り合いの喧嘩は痛いから大嫌い。
「逃げるが勝ち」を選びますが・・・・。(笑)
どんな状況でも戦わなければならない時が僕らにはあります。
たとえ負けるとわかっていても。。。
それでもいつかは借りを返すのです。それがいつになるのかは分からない時もある。
前回の「僕の思い①」でも書きましたが、仕事ではいろんな人が絡み合い、思惑も係った人の数だけ
あります。
建築は動くお金が大きいから利益を求めていろんな輩が表れます。それはプロジェクトが
大きくなればなるほど、比例して多くなる。
そんな時、尻込みしている場合ではない。負けたら横取りされるのです。
横取りされるのがいけないのではないんですが、そんな輩がいいものを創造するはずもなく
世の為、人の為、お客さんの為にやろうとしてることが出来なくなる。
それはよくない。
だから、「売られた喧嘩は買う」
なぜこんなことを書くのか。それはそういった気概を感じることが少ないからです。
たとえば、課題で先生から指摘や指導、アドバイスを受けたらもちろん真摯に受け止めつつ
姿勢的には「売られた喧嘩」だと思えばいいのです。
第一課題で売られたら、第二課題で挽回する。ダメなら第三課題でリベンジする。
それでもだめなら卒業制作で勝つ!
学生の間に勝てなかったら社会人になってから勝つ!
そういう意味では僕らにはまだまだ時間は残されてるんです。
二年のみなさんはこれから新しい分野で働くことになりますね。
是非、忘れないでください。
1年生のみなさんは2年になって、いろんな壁につまずくと思います。
是非、忘れないでください。
自ら売る必要はありません。いつもは穏やかに。にこやかに。
「売られた喧嘩は買います」と小さく書いた紙をテープでそっと背中に
貼っておくような感じでいいのです。
いつか必ず借りは返すのです。そうやって強くなっていくのです。
TA中島