建築設備学科の授業2年制・昼間/高等学校卒業者~社会人対象
モデルケース
櫛部 佳樹さん
建築設備学科 2年
知識が広がることで、
作業内容に意味を見いだすことができました。
建築設備学科はその名の通り、給排水、電気設備、空調設備といった設備関係から建築全般を学びます。僕の実家が設備関係の会社で、手伝いをしていたこともあり、作業自体は大体わかっていたのですが、建築全般を学び設備の作業内容がより理解できるようになったことで、意味を見いだせるようになりました。OCTで教わる建築は、単純にその分野だけのものではなく、計算や物理が関係したり、電気工事の実技もあります。しかも、基礎からしっかりと学習できますし、実際に電気配線を組んでみるなどの実習も行います。なにより、周囲の人と相談したり、教え合ったりもできる環境なので楽しく取り組んでいます。
時間割 / 2年次後期
| 時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 9:20〜10:50 | 建築積算 | 建築製図Ⅱ | 卒業制作 (リフォーム工学・流体機械) |
建築設備 | 建築施工法Ⅱ |
| 2 | 11:00〜12:30 | 管工事施工法Ⅱ | 建築材料学Ⅱ | 建築測量実習 | ||
| 3 | 13:20〜14:50 | 設備CADⅡ | 電気設備 | 建築設備製図Ⅱ | 特別講義 (不定期) |
|
| 4 | 15:00〜16:30 |
私のおすすめ授業
管工事施工法
2級管工事施工管理資格の取得対策の授業です。実際に働くことを想定して、管工事士の資格取得を目標としていたので、資格取得の先も見据えて真剣に取り組んでいます。
卒業制作
卒業後も建築に携わるためには、図面を読む力や描く力が今までより必要になると思います。卒業制作では、その力を養うため、3つの分野に分かれて制作を行います。
担当教員からのメッセージ
原田 総一郎先生
設備というと、一見地味だったり堅く考えられがちですがそんなことはありません。これからの社会で最も成長が期待される分野だと考えています。環境問題やエネルギー問題、資源枯渇の問題なども設備が深く関わる分野です。昨今では、工事における建築コストと設備コストの比率がおおよそ半々になってきています。今後ますます必要性が求められる建築設備技術者を育てるべく、授業では設備オンリーの学びではなく、一級建築士レベルの技術習得から建築設備の設計・施工管理・技能(電気工事や配管実習など)の分野まで、まさしく建築をトータルに学びます。また、必要とされる資格も数多くありますから、これに対する対策ももちろん万全です。資格取得にもぜひ挑戦してください。最後に僕の座右の本を紹介しましょう。D・カーネギーの『道は開ける』です。厳しいことがあるかもしれませんが、必ず道は開けます。頑張りましょう!
岩岸 克浩先生
建築に付帯するものとして考えられていた「設備」が環境、省エネ、健康も含めて見直され、注目されています。また、建築が新築から維持保全へと流れが進んでいる社会情勢を見るに、今以上に建築設備は建築の寿命を延ばす重要な役割を担うことになります。しかし設備がイメージされにくい要因のひとつとして、建築設備は「隠れてこそ華」という考えにあります。建物を身体に例えるならば、建築設備は「血液や臓器」にあたります。重要だが目立たず、縁の下の力もちみたいなものと考えてください。今日、設備への期待はますます高まっています。みなさんには、その期待に応えることのできる技術者になってほしいと思っています。「No miss is no gain.」。失敗を恐れずに学生のうちにどんどんトライして、学業だけにとどまらず、一緒に楽しみながら成長しましょう。
卒業制作
建築設備学科 講義要網
| 授業科目 | 授業内容 | ||
|---|---|---|---|
| 基 幹 科 目 |
必 修 |
建築製図Ⅰ | 建築製図の基本をマスターし、正確かつ迅速に作図・読図する能力を養います。 |
| 建築製図Ⅱ | 建築製図Ⅰで身につけた技術をもとに、さらに高度な建築製図の力を磨きます。 | ||
| 建築計画Ⅰ | 生活の基本となる住宅および学校建築など、教育施設の計画について学びます。 | ||
| 建築計画Ⅱ | 社会教育施設、医療・福祉施設、商業施設等の計画について学習します。 | ||
| 1 群 |
建築法規Ⅰ | 建築基準法の単体規定について、実例を交えて体系、構成、各規定を学びます。 | |
| 建築法規Ⅱ | 建築基準法の集団規定、関係法令について体系、構成、各規定を学習します。 | ||
| 建築史Ⅰ | 西洋と日本の歴史的建築を通じて、建築の歴史の流れについて理解します。 | ||
| 建築史Ⅱ | 近代建築から現代建築について理解を深め、今に通ずる建築の歴史を学びます。 | ||
| 建築一般構造Ⅰ | 地盤や木構造の基礎知識や設計、施工に必要な知識を習得します。 | ||
| 建築一般構造Ⅱ | 現代建築で広く使われる鉄骨構造や鉄筋コンクリート構造などについて学びます。 | ||
| 構造力学Ⅰ | 建築を支えている骨組みの設計、計算を行うために必要な基礎知識を学びます。 | ||
| 構造力学Ⅱ | 構造力学Ⅰで学んだ力学の概念をもとに、より高度な理解をめざします。 | ||
| 情報処理演習 | コンピュータの基本的なシステムである構造、周辺機器、OSについて学びます。 | ||
| 建築材料学Ⅰ | セメント・コンクリートをはじめ、現代の主要な構造材料について学習します。 | ||
| 建築材料学Ⅱ | 金属製品や木材、石材、ガラス、プラスチックなどについて理解を深めます。 | ||
| 建築施工法Ⅰ | 建築施工法に関わる基礎知識および躯体工事について主に学習します。 | ||
| 建築施工法Ⅱ | 基礎工事、仮説工事、土工事など、各種工事の管理について学びます。 | ||
| 建築設備 | 空気調和や給排水などの各種設備がどのように建築と関係するか理解します。 | ||
| 建築環境工学 | 健康で快適な建築環境に必要な諸知識を建築計画原論として学習します。 | ||
| 2 群 |
建築測量実習 | 測量を遂行するための基本的な知識や各種測量機器の使用方法について学びます。 | |
| 建築積算 | 建築物の工事費を算出するための積算技術を、実例を通して実践的に磨きます。 | ||
| 専 門 科 目 |
必 修 |
建築設備製図Ⅰ | 給排水設備および空気調和設備の設計図を描くための基礎を身につけます。 |
| 給排水設備 | 給排水設備、雨水排水設備、給湯設備に関する容量や機器等の諸知識を学びます。 | ||
| 空気調和設備 | 空気の性質から空気線図の見方、負荷計算の仕方などを基礎から学習します。 | ||
| 電気工事 | 電気工事に必要な知識と技術を習得し、第二種電気工事士の取得をめざします。 | ||
| 環境工学 | 近年、注目が集まる建築環境工学に関わる基礎的な知識を身につけます。 | ||
| 建築CAD設計製図 | 豊富な課題を通じてCAD、中でも特にAUTO-CADの操作技術を学種します。 | ||
| 建築設備製図Ⅱ | 給排水設備および空気調和設備の設計図や施工図を描ける力を身につけます。 | ||
| 設備CADⅠ | CADを用いて、給排水・消防設備図面などを描くための操作技術を学びます。 | ||
| 設備CADⅡ | CADを用いて、空気調和・電気設備図面などを描くための操作技術を学びます。 | ||
| 環境設備実験実習 | 生活環境に関わる温度、湿度、明るさ、騒音等を実際に測定し、学習します。 | ||
| 管工事施工法Ⅰ | 建築現場で必要とされる設備の仕事である管工事施工管理について勉強します。 | ||
| 電気工事施工法Ⅱ | 管工事施工法Ⅰの内容を踏まえ、より広く管工事施工管理について学習します。 | ||
| 卒業設計 | 建築設備分野の卒業制作作製に向けて、ゼミ形式の授業を展開します。 | ||
| 選 択 |
設備コンピュータ演習 | パソコンを設備関係の計算や制御に活用するための考え方を説明します。 | |
| 流体工学概論 | 水や空気といった流体の運動法則について知識を深めます。 | ||
| 電気工学概論 | 電気の効用や有効利用の方法など、電気工事に必要な知識を幅広く習得します。 | ||
| 熱工学概論 | 熱エネルギーを利用するに当たっての、基礎的な知識を学習します。 |
||
| リフォーム工学Ⅰ | 近年、その重要性が見直されてきている、リフォームの基礎知識を習得します。 | ||
| リフォーム工学Ⅱ | 演習を通じて、フォームに関わるさまざまな知識を実践的に体得します。 | ||
| 福祉住環境 | 高齢者や身体障害者など、身体の状況に応じた福祉環境整備を学習します。 | ||
| 消防設備 | 設計に活かせるよう、消防法と関連法規および消防設備の内容を学びます。 | ||
| 電気設備 | 建築設備として、どのような電気設備が必要なのかについて理解します。 | ||
| 流体機械 | ポンプ、送風機を中心とした流体機械の原理や設備設計を学びます。 |




