現在伊丹で開催中の展覧会を2つおしらせします。
1つめは、伊丹市立伊丹郷町館で開催中の 『黒田武志作品展 ナマエのないカタチ』 ~12月12日(日) 10:00~18:00 入場無料
島田荘司や桐野夏生の小説の表紙オブジェの造形作家として、また近年は維新派の舞台美術家としても活躍の黒田武志が、兵庫県伊丹市にある国指定重要文化財「旧岡田家住宅・酒蔵」と県指定文化財「旧石橋家住宅」でオブジェ・映像・インスタレーションの作品展を開催。
二階建ての日本家屋の中を散策してもらえるように作品を配置。和の空間そのものを体感しながら作品に触れてもらい、畳の上や縁側でゆったりとした時間の流れの中で、鑑賞するのではなく観察することで発見のある作品展をめざす。また酒蔵では映像インスタレーションを展示。 (展覧会案内より、一部抜粋)
2つめは、伊丹市立美術館で開催中の 『オットー・ディックスの版画 戦争と狂乱-1920年代のドイツ』 ~12月19日(日) 10:00~18:00 一般:500円/学生:250円
オットー・ディックス(1891-1969)は、2つの世界大戦を挟む激動のドイツにおいて、人間存在の本質に迫った20世紀ドイツを代表する画家のひとり。
日本では約20年ぶりのまとまった展覧会のようです。
どちらも興味深い内容だと思います。まもなく会期終了となりますが、興味のあるかたはぜひ。