毎年恒例の2年生の「棟上実習」を7月の第一日曜日である5日(日)に行いました。
今年は、総勢29名が2班に分かれて1年生での実習の成果をフルに発揮して取組みました。
南棟は、建物の中心に「丸太の大黒柱」を配置してL形の寄せ棟屋根(一か所谷木)の骨組みです。
北棟は、18日に行われる「OCT120周年記念行事」にその一部が披露されると言うことで、
それ用の骨組みを+αで刻んだ上での組立てとなりました。
途中、仮組みの際に一番高いところにある「棟木」が天井ギリギリで作業が困難であることが確認され、
2階のすべての柱を5寸短くする指示(南棟、北棟共)が出たりしたのですが、
優秀な大工さんの卵達は、難なく作業をこなし、
予行演習とも言える「仮組み」を2度3度と行っていました。
本番当日は、組立て作業が順調に進み、午前の作業は11時過ぎには終了し、
2時間近い昼休みとなるなど、午後2時半には、すべての作業が終了し、
見学の保護者の方々と記念撮影をしました。
完成した骨組みの北棟は8日の水曜日には解体し、
引取り先である貝塚市の「農業庭園たわわ」に運ぶまで学校で保管となります。
残った南棟は今後卒業制作の舞台となり、和室や洋室、階段が施工されます。
◆ 棟上実習
◇ 前日に布設してあった土台の上に組立てます。
◇ 柱が建てば2階の「胴差し」を組んでいきます。
◇みんなで力を合わせて・・・
◇午前中は2階の胴差し(内部の梁類共)の高さまで組み上げたら、「建ち(柱の垂直)」を見て
「仮筋交い」で固定します。
◇午後は、保護者をはじめ見学の方々が来られます。
◇クイマックス!「棟」が上がります!!
◇ 骨組み完成!
◇ 記念撮影