進路・資格取得支援 社会で活躍する卒業生インタビュー
武田年隆
丁寧に育てあげる家
住宅や商業施設の施工を行う、父が創業した有限会社武田建設を継いでいます。7年ほど前、私は、協力業者とともに、「家は、時間と想いをかけて建てるもの。」という想いから、大手企業との差別化や地産地消を目的に、「木の家をつくる会」を立ち上げました。今では、和歌山にある紀州熊野材を用い、伝統技術で家を建てています。地元で育まれた木材は、風土や気候にもよく合う。同時にさまざまな人とのつながりが生まれ、地域の活性化にもつながりました。私はOCTで建築を学び、卒業後は建築業一本。地元の案件も多く、事務所から徒歩10分圏内の場所に手がけた家が4 軒もあるほどです。何かあれば駆けつけることができますし、お客さまとの関係も近いことが売りですね。何度も話し合いながら、お互いが納得のいくものづくりを目指しています。

大工
武田年隆
有限会社武田建設 代表取締役
1978年卒業

「大工が手刻みした紀州熊野村での上棟風景」