ロボット・機械学科

  • 2年制
  • 昼間部

ロボット・電気機械・電子の専門性を育み、
プロとしての仕事力を身につけます。

卒業後の進路

設計士(ロボット・機械・電気・電子回路)  生産・製造 工業デザイナー 機械メンテナンス など

こんな力が
身につきます!

  • 設計から製造に至る
    機械設計の知識・技術
  • 工作機械の操作や素材加工など、
    製造現場に欠かせない専門技術
  • 電子、半導体、回路などの
    基幹技術、センシング技術

ロボット・機械学科の特徴

1

ロボット機械・電気に特化した
2分野の専門科目で、社会を担う技術者へ!

ロボットコンテストに向けて、製作工程を学びます。CADで設計し、NC工作機器・3Dプリンタを用いて機械を開発するほか、電子回路を組み立て、マイコンでプログラミングを経験。機械製図や機械設計技術者の資格取得も目指します。

ロボット機械分野
ロボット機械分野 ロボットコンテストに向けて、製作工程を学びます。CADで設計し、NC工作機器・3Dプリンタを用いて機械を開発するほか、電子回路を組み立て、マイコンでプログラミングを経験。機械製図や機械設計技術者の資格取得も目指します。
電気分野
電気分野 電子回路の知識を体得し、電子時計などを製作します。また、シーケンス制御機器(PLC)を使って制御システムを理解するほか、家電の分解・組み立てを通して機器の仕組みを学習。第二種電気工事士の資格取得対策講座も開講します。

2

プロの道を歩む先輩が、
キャリアアップを支えます!

ロボット機械業界を担うエンジニアが、
時代を見据えた指導を行います。

黒田考亮先生

株式会社カンセツ所属

黒田考亮先生
つくる楽しさを大事に

仕事の現場には、チームでプロジェクトを成し遂げる達成感、設計した機械が社会に生きる喜びが待っています。学びを深め、自身のこだわりや能力を一緒に磨きましょう。

先生が手がけた仕事

先生が手がけた仕事
印刷機器や家電製品設備、自動車などの機械設計 機能を満たす最小限の機構と、使い手を考慮した設計、環境負荷の軽減やコストパフォーマンスを多様な分野で実現!

3

ロボットコンテスト・
競技会にも出場できます!

ロボット・機械学科では、培った学びを試す機会として、毎年、ロボットコンテストや競技会に出場。限られた製作期間のなかで、仲間とチームワークを実践し、創造性と技術の向上を図っています。

出場実績

・ ROBO-ONE

・ キャチロボバトルコンテスト

・ つやまロボットコンテスト

・ OECU杯ヒト型レスキューロボットコンテスト

・ 近畿学生2足歩行ロボットリーグ

・ Honda エコマイレッジチャレンジ鈴鹿大会

佐野瑛人さん

ロボット・機械学科

佐野瑛人さん
技術を深める実践の場

キャチロボバトルコンテストに出場。プログラミングと電気回路の構築に苦戦しつつ、本選でうまく操作できた手応えが自信になりました!

2年間の学びのながれ

1年次

  • 前期

    前期

    電気・機械の基礎理論を学ぶ

    生活のあらゆる場面で使われる電気・機械。1年次前期は専門用語や製図技術の基礎を学び、工業数理や力学、材料など幅広い知識を身につけます。

  • 後期

    後期

    将来の仕事を見据えた分野選択

    1年次後期は、ロポット機械・電気分野いずれかの科目を選択。キャリアデザインを視野に入れ、さらに専門性を高めながら学びを探究します。

2年次

  • 前期

    前期

    実務に生きる設計力を養成

    1年次に学んだ知識・技術を応用し、ロボット・家電・機械の構造理解を深めながら、現場で求められる2D・3D設計を実践的に習得します。

  • 後期

    後期

    ものづくりを追求する力を育む

    グループワークで卒業制作に挑戦。社会で仕事をする上でのチームビルドを疑似体験しながら、プロジェクトマネジメント能力を育成します。

授業紹介

製作実習 I
(ロボット機械分野)

  • 1年次
  • 通年

大会に向けてロボットをつくり、
自らの腕を試す

大会への出場を目指し、ロボット製作を行う授業です。障害物を祭知し、敵をセンサで見つけて追い出すには、どんなロボットをつくればよいか? 設計から進行管理までをチームで試行錯誤します。

制作実習 I(ロボット機械分野)

担当教員:大田清人、佐々木北斗

  • STEP 1

    個人で
    ロボットを製作

  • STEP 2

    チームで
    ロボットを製作

  • STEP 3

    ロボット大会へ
    出場

  • GOAL

    ロボット・機械の仕組み、
    ものづくりの工程を体得

大田清人さん

大田清人先生

大田先生、
この授業のねらいは?

機械の仕組みを理解し、スケジュールや予算管理、作業の役割分担などチームワークも実践します。

王澤秋さん

ロボット・機械学科
王澤秋さん

王さん、
受講してひとこと!

工作機械の使い方や公式理論を学び、自分の手でロボットを製作。構造理解が深められました。

製作実習 II

  • 2年次
  • 通年

将来の仕事を想定し、
チームで卒業制作に挑戦

これまで学んできた知識・技能を応用し、卒業制作に臨みます。チームを組み、スケジュールや予算を計画しながら、ロボットの設計から完成品の性能チェックまでを実践。現場の仕事を想定した製作を行います。

製作実習 II

担当教員:西田秀次、佐々木北斗、堀部達夫

  • STEP 1

    卒業制作の
    テーマを設定

  • STEP 2

    チームで
    役割を分担

  • STEP 3

    実製作

  • GOAL

    現場で必要な課題解決力、
    マネジメント力を強化

堀部達夫さん

堀部達夫先生

堀部先生、
この授業のねらいは?

製作したロボットは校内で発表・評価。実社会で行う工程を体験し、高度な学びを培いましょう。

島津雄仁さん

ロボット・機械学科
島津雄仁さん

島津さん、
受講してひとこと!

工程を把握し、作業の段取りと指示を行うチームリーダーを担当。経験を実務にも生かしたいです。

CAD実習 II

  • 2年次
  • 後期

業界で必須の技術を学び
構造への想像力を広げる

1年次の授業「基礎製図」「CAD実習」で習得した製図技術をもとに、より実践的なCADの知識と技術を習得。部品図や組立図の作成・読解を鍛錬し、卒業制作で製作するロボットも授業内で設計・図面化します。

CAD実習 II

担当教員:佐々木北斗

  • STEP 1

    製図・CAD技術の
    基礎学習

  • STEP 2

    部品図と組立図の
    作成演習

  • STEP 3

    卒業制作を
    設計・図面化

  • GOAL

    CADを活用し、機械の
    設計力・製図力を強化

佐々木北斗さん

佐々木北斗先生

佐々木先生、
この授業のねらいは?

卒業制作の手順に合わせて製図に挑戦。現場でも欠かせないCADをしっかりと身につけましょう!

平松幸真さん

ロボット・機械学科
平松幸真さん

平松さん、
受講してひとこと!

機械設計の知識や技術とともに、図面の読解力も向上。部品の構造が想像できるようになりました!

製作実習 I

ロボット機械分野では、NASAの火星探査機などに採用されているロッカーボギー機構を用いたロボットを開発中! また、電気分野ではデジタル回路を学び、ものづくりの基本を体得するために、デジタル時計を各人で製作します。

目指せる資格

機械設計技術者(3級)
電気主任技術者(三種)
家電製品エンジニア
ITパスポート

CAD利用技術者(2D・3D)
電気工事士(一・二種)
家電製品アドバイザー
機械・プラント製図技能士
(3級) 
など

機械設計技術者(3級)
CAD利用技術者(2D・3D)
電気主任技術者(三種)
電気工事士(一・二種)

家電製品エンジニア
家電製品アドバイザー
ITパスポート
機械・プラント製図技能士
(3級) 
など

目指せる職種

ほかにも••••••

設計士(ロボット・機械・電気・電子回路)

設計製図技術者
生産技術者
工業デザイナー

設計士
(ロボット・機械・電気・
 電子回路)
生産技術者
工業デザイナー

機械製造
機械メンテナンス 
など

教室を飛び出して

  • 産官学連携・地域貢献

OCTは実践的な学びを重視し、行政や企業、地域と連携したプロジェクトを実施しています。
また、学外で行われる学生向けのコンペティションに挑戦する機会も!

ロボット・機械学科の活動を
Instagramで発信中!

機械製図や工作、電子回路やロボットの製作といった実習、座学の授業風景をご紹介。行事やイベントの様子も随時更新しています。ぜひチェックしてください!

よくある質問

Q ロボット・機械学科には、どのような実習がありますか?

A ロボット機械、電気に特化した製作実習を行います。
入学直後から、機械設計や電子回路の組み立て、リモコンカーやロボットの製作、プログラミング、機械加工技能の習得など、多くの実習がカリキュラムに組み込まれています。

ロボット・機械学科

Q 授業時間を教えてください。

A 1限は90分、昼間部・夜間部それぞれのカリキュラムで学びの充実を図ります。
昼間部は9:20~18:15の1日最長5限、夜間部(II部建築学科)は18:00~21:45の1日2限(18:00~18:20及び21:25~21:45は課題研究)となっています。

Q 高校新卒生のうち、普通科高校出身者はどれくらいいますか?

A 約7割が普通科高校出身です!
年度によって割合は異なりますが、ほとんどが普通科の卒業者です。このほか、建築や機械などの工業系および商業系などの出身者も。

Q どんな資格が取得できますか?

A 「資格取得は、当たり前!」さまざまな資格に挑戦できますよ。
「プロとして業界で働き続けるためには、資格取得は当たり前!」という方針で、さまざまな資格対策講座を開講しています。二級建築士やインテリアコーディネーター、機械設計技術者など、在学中に挑戦できる資格もありますよ。

Q 就職指導はどのようにされていますか?

A 卒業後、「一人ひとりが働き続けていくこと」を目標に、個別指導を大切にしています。
学生たちの個性や得意分野、希望職種を照らし合わせながら、候補企業をきめ細かくアドバイス。
履歴書や自己PR文、論作文の添削はもちろん、面接やプレゼンテーションの指導、会社訪問も支援します。

就職支援

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