I部建築学科

  • 2年制
  • 昼間部

意匠・構造デザインや施工、設備まで、
建築の幅広い領域を実践的に習得します。

卒業後の進路

建築士(意匠設計) 構造設計者 設計士(生産・設備) 建築コンサルタント 施工管理(建築・設備・造園)
インテリアデザイナー インテリアコーディネーター 住宅設備メーカー販売・営業 設備検査・メンテナンスなど

こんな力が
身につきます!

  • 設計や施工管理、設備など
    建築の総合的な知識・技術
  • 建築計画や設計図面の
    読解力・提案力・実現力
  • 資格取得への挑戦で培う
    業界に求められる専門性

I部建築学科の特徴

1

専門性を培う3つの
選択分野で、
建築業界で
活躍できる技術者を育成!

カリキュラム

point1

プロとしての実践力を指導

社会や現場をリアルに想定したプロジェクトに取り組み、知識や技術とともに洞察力を磨きます。

point2

自ら考え、伝えるプロセスを重視

建築業界で求められるのは、柔軟な思考力と表現力。自ら課題を見出し、解決に挑む姿勢を育成します。

※最大2つの分野選択が可能

2

第一線で活躍する
建築家が指導します!

建築業界で経験を重ねたプロ講師陣が、
社会とつながる実践的な学びをサポートします。

國重亮先生

team raw row 株式会社
代表取締役

國重亮先生
自由な創造性を生かして

クライアントや現場を担う技術者の方々と、考えを交えながらものづくりをする楽しさが、建築業界のなによりの魅力。学生が自分自身の個性をのびのびと発揮できるよう後押しします!

クライアントや現場を担う技術者の方々と、考えを交えながらものづくりをする楽しさが、建築業界の魅力。学生が自分自身の個性をのびのびと発揮できるよう後押しします!

先生が手がけた仕事

先生が手がけた仕事
GAS STAND(大阪府大阪市) 大阪ガス都市開発の工事予定地を、“まちと人の交流を育む場”へ。企画や運営サポート、会場構成、デザインを担当。

3

実践力を身につける
資格取得にチャレンジ!

I部建築学科の学生に向け、資格対策講座を実施。
将来の可能性をひらく知識・技術の習得を支援します。

開講中の講座

・ 2級建築施工管理技士(第一次)
[2年後期]

・ 福祉住環境コーディネーター
[1年前期]

・ 危険物取扱者乙種4類
[2年後期]

・ 二級建築士
[二級建築士受験資格取得高卒者]

・ 3級配管技能士[1年後期]
※設備分野のみ

・ 2級配管技能士[2年後期]
※設備分野のみ

・ 第二種電気工事士[2年前期]
※設備分野のみ

福山智恵利さん

I部建築学科

福山智恵利さん
幅広い建築を手がけるために

小規模な建築物の設計・工事監理が認可される二級建築士資格を、最短期間で取得。学科試験では過去問題の解答を通して知識理解を深め、製図試験では目標時間内のプラン検討に何度も取り組みました。

2年間の学びのながれ

1年次

  • 前期

    前期

    建築への興味や想像力を広げる

    1年次前期は、学習意欲を高める重要な時期。職業理解を深め、製図技術などを実際に手を動かし学ぶことで、学生の個性を発見します。

  • 後期

    後期

    3分野選択でさらなる専門性を探求

    卒業後の進路を具体的に見据え、設計・施工・設備分野を選択。前期の学びを掘り下げながら、より専門性の高い学習に取り組みます。

2年次

  • 前期

    前期

    目指す職種に応じてスキルアップ

    1年次に基礎を学んだ設計・施工・設備の3分野を応用的に学習。実践的なプランニング、専門技術の習得を通し、キャリアデザインも行います。

  • 後期

    後期

    自ら思考したテーマを建築計画に

    学生自身が課題を設定し、その答えを模索する卒業制作に挑戦。業界で即戦力となるための、仕事に不可欠な課題解決力を養います。

授業紹介

CAD設計製図I

  • 1年次
  • 後期

建築業界で欠かせない
CAD製図技術を習得

業界で実際に使用されている、CAD(コンピュータによる設計支援ソフト)を活用した製図技術を習得する授業です。まずはツールの操作方法を学習。その後、応用として建築設計の製図実習に取り組みます。

CAD設計製図I

担当教員:大塚悦子、齊木勝代、東岡寿和、
鳥居久晃

  • STEP 1

    基本操作を
    身につける

  • STEP 2

    基本図形の
    製図を実践

  • STEP 3

    住宅・公共施設
    の製図に挑戦

  • GOAL

    CADによる
    製図技術をマスター

齊木勝代先生

齊木勝代先生

齊木先生、
この授業のねらいは?

建築を思い描き、施主の要望に応える力が身につきます。技術とともに、設計力を養いましょう!

椎原黎さん

I部建築学科
椎原黎さん

椎原さん、
受講してひとこと!

Jw_cadを使い、木造・RC造の平面図や立面図、断面図、配置図を作成。役立つ技術を学べます!

設計プロフェッショナル応用IIa・b

  • 2年次
  • 後期

卒業制作を通して、
自分だけのテーマを模索

集大成となる卒業制作の授業です。培ってきた好奇心を深め、卒業後の進路を視野に入れながら、 突き詰めたいテーマを設定。リサーチから設計までを実践・思考することから、柔軟な計画力を身につけます。

設計プロフェッショナル応用IIa・b

担当教員:赤代武志、大西崇之、中平勝

  • STEP 1

    自分自身について
    分析・記録

  • STEP 2

    興味を掘り下げ、
    テーマを設定

  • STEP 3

    テーマをもとに
    建築計画を構想

  • GOAL

    将来担う仕事の根幹となる
    課題解決のプロセスを経験

赤代武志先生

赤代武志先生

赤代先生、
この授業のねらいは?

物事の多角的な理解こそ、ものづくりの出発点。興味を深掘りし、発想力と構築力を高めます。

平野海翔さん

I部建築学科
平野海翔さん

平野さん、
受講してひとこと!

集合住宅や記念館を設計。施主の要望や周辺環境などにどう応えるか、考える過程を楽しめました。

施工プロフェッショナル基礎I・II

  • 1年次
  • 後期

建築を実現に導く
現場監督の先見力を育む

水回りや必要諸室の割り出し・配置、動線計画など、住宅の基本を学びます。図面がどう立ち上がるか、軸組模型制作とともに思考。現場監督を担うために必要な、構造理解や工程管理を身につける授業です。

施工プロフェッショナル基礎I・II

担当教員:荒井圭一郎、池内隆人、奥大輔、
左海晃志、北山雄士、
竹中智司

  • STEP 1

    住宅計画の
    基本を学習

  • STEP 2

    一般図
    (配置・平面・
    立体など)を製図

  • STEP 3

    実施設計
    (詳細図面)の
    製図に取り組む

  • GOAL

    建築構造・工程を思い描く
    現場監督の基礎力を培う

荒井圭一郎先生

荒井圭一郎先生

荒井先生、
この授業のねらいは?

建築の全体像をイメージし、材料手配や効率的な手順を検討。現場監督の“先を読む”力を鍛えます。

河村亮太さん

I部建築学科
河村亮太さん

河村さん、
受講してひとこと!

平屋住宅の図面・模型を制作。部位ごとに班で作業分担し、工程管理やチームワークを学びました!

設備プロフェッショナル基礎I・II

  • 1年次
  • 後期

時代のニーズに応える
改修の技能を習得

多様なニーズに応じる方法として、業界で注目されるリフォーム・メンテナンスを学ぶ授業です。配管製作や材料加工などの工程を実践し、3級配管技能士資格取得にも挑戦。設備設計図面の読解力も養います。

設備プロフェッショナル基礎I・II

担当教員:村上弘典

  • STEP 1

    基本的な工法を
    身につける

  • STEP 2

    改修の
    基礎知識を習得

  • STEP 3

    校内施設を
    実測・図面化

  • GOAL

    即戦力となるための
    技術や図面読解力を強化

村上弘典先生

村上弘典先生

村上先生、
この授業のねらいは?

設備を熟知していなければ、建築設計は実現しません。現場の工程を実践し基礎力を高めましょう。

黒田梨々花さん

I部建築学科
黒田梨々花さん

黒田さん、
受講してひとこと!

配管の加工や図面をもとにした組み立てに挑戦。構造を理解して取り組む面白さが感じられました。

CAD設計製図Ⅲ

  • 2年次
  • 後期

これからの建築業界で
主流となる3D設計技術

建築の3Dモデルを構築し、設計や構造、予算など生産プロセスの情報を一貫管理するBIM。代表的なソフト「Archicad」を用い、その機能と操作、モデリングやCGレンダリング、図面化を学ぶ授業です。

CAD設計製図Ⅲ

担当教員:鳥居久晃

  • STEP 1

    BIMの機能と
    操作方法を学習

  • STEP 2

    立体表現の
    感覚を磨く

  • STEP 3

    建築の
    3Dモデルを作成

  • GOAL

    BIMによる建築設計の
    図面化・CG化を習得

鳥居久晃先生"

鳥居久晃先生

鳥居先生、
この授業のねらいは?

BIMは建築を“モデル化”するツール。空間を3次元でとらえ、表現する貴重な訓練になりますよ。

神藤胡桃さん

I部建築学科
神藤胡桃さん

神藤さん、
受講してひとこと!

椅子から住宅まで幅広い構造物を3Dモデルに。段階的に基礎・応用操作が身につけられます。

設計製図I
「自分自身のための空間」課題

設計課題を通し主体性・積極性を育成。建築意匠(デザイン)への造詣が深い、設計教育の見識と実務経験をもつ教員が指導します。

構造力学II

計算により建築物の安全性確認を行う「構造力学」。トラス解法の基本である節点法(図式・算式)を解説する授業です。

目指せる資格

全国平均をはるかに越える
合格実績があります!

1級建築士合格者数 12名
ほかにも••••••

建築士(一・二級)
木造建築士
専門士
建築施工管理技士(1・2級)

電気工事施工管理技士
(1・2級)
測量士・測量士補
技術士・技術士補
福祉住環境コーディネーター
インテリアコーディネーター  など

目指せる職種

ほかにも••••••

設計士
建築コンサルタント
建築施工管理技士

造園施工管理技士
インテリアデザイナー
インテリアコーディネーター など

教室を飛び出して

  • 産官学連携・地域貢献

OCTは実践的な学びを重視し、行政や企業、地域と連携したプロジェクトを実施しています。
また、学外で行われる学生向けのコンペティションに挑戦する機会も!

I部建築学科の活動を
Instagramで発信中!

設計・設備・施工分野における製図や模型制作の実習、座学講座など授業の様子をお届け。キャンパスライフも随時更新しています。ぜひチェックしてください!

よくある質問

Q 建築系学科には、どのような実習がありますか?

A 設計製図や模型制作を行うほか、建築見学など学外実習も!
建築士資格試験でも必要となる設計製図をはじめ、建築模型づくりや材料実験、また学外での建築見学ツアー、さらには有志で実際の建物を建てたりします。

Q 授業時間を教えてください。

A 1限は90分、昼間部・夜間部それぞれのカリキュラムで学びの充実を図ります。
昼間部は9:20~18:15の1日最長5限、夜間部(II部建築学科)は18:00~21:45の1日2限(18:00~18:20及び21:25~21:45は課題研究)となっています。

Q I部建築学科(昼間部)とII部建築学科(夜間部)で違いはありますか?

A I部は昼間の時間でじっくりと、
II部は夜間の短時間で効率よく学びます。

昼間部は時間的余裕があり、コース科目が組み込まれていますが、II部建築学科は夜間の短時間で即戦力を養成。設計製図に重点を置いたカリキュラムが組まれているため、昼間の時間に働くこともできます。

I部建築学科II部建築学科

Q 建築学科(昼間部)と
建築設計学科(昼間部)の
違いはなんですか?

A 建築設計学科は、大学・短大・専門学校卒業者〜社会人対象です。
建築を幅広く学ぶなかで、特に設計に重点を置いているのが建築設計学科です。設計関連の授業は一般的な建築系学科のおよそ3倍。また、設計事務所などを体験できる学外スタジオも実施しています。

I部建築学科建築設計学科

Q 二級建築士を目指しています。OCTの資格合格率は?

A 一級建築士の合格者数が専門学校で第3位! 全国平均をはるかに上回る合格実績があります。
OCT建築士専科の学生の場合、二級建築士の合格率は過去10年間の平均合格率は学科試験が85.2%(全国36.6%)、製図試験が78.8%(全国52.6%)と、圧倒的な実績を誇っています。

資格取得支援

Q 就職指導はどのようにされていますか?

A 卒業後、「一人ひとりが働き続けていくこと」を目標に、個別指導を大切にしています。
学生たちの個性や得意分野、希望職種を照らし合わせながら、候補企業をきめ細かくアドバイス。
履歴書や自己PR文、論作文の添削はもちろん、面接やプレゼンテーションの指導、会社訪問も支援します。

就職支援