2011年7月11日(日曜日)、建築学科2部(夜間部)の在校生および卒業生を対象に、京都の名勝と言われる庭や京都町屋の中庭などの「庭巡り」をする特別課外授業に行って来ました。
● 龍安寺 石庭
● 苔寺(西芳寺) 苔庭
● 河合寛次郎記念館 中庭
龍安寺の石庭は文化遺産に登録させれており、日本人観光客だけでなく、海外からも観光客が多く訪れています。
石の形や配置から「虎の子渡しの庭」と一般的に知られ、その他に「大海」「雲海」を想像して作られたとも言われており、また龍安寺が禅宗のお寺ということもあり「禅五山」を象徴しているとも言われています。
昼食後は、今回の庭巡りのメインと言ってもよい苔寺(西芳寺)の苔庭を拝観。通常の予約で見れる庭の見学だけでなく、特別に般若心経の読経ならびに写経が体験できました。
最後は五条にある河合寛次郎記念館。京都の町屋ということで建物の真ん中に中庭を配しており、そのお庭と町屋の関係がとても魅力的で、寛次郎氏の作品とともに京都らしい佇まいでした。
今回は一日中雨が降っていましたが、その雨が好影響して今回の庭巡りをさらに魅力的なものにし、参加者全員が満足できる良い見学会となりました。
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