こんばんは、TA伊藤です。
先日告知しておりました 『白鹿館 解体前見学会』 の日時が決定いたしましたので、お知らせします。
2011年1月15日(土) 14:00~
当初の予定よりもちょっと早目の開催となってしまいましたが、
参加希望のかたは、13日(木)までに下記まで連絡をおねがいします。
携帯:090-3841-5080 メール:hana.0405_ilinx@ezweb.ne.jp
(電車の方は、阪神西宮駅 南口 に 13:30集合、
現地に直接来れる方は、5分前集合でおねがいいたします。)
高さ十一メートルの大アーチに導かれ、いくつもの採光窓が階段状に天井へとせり上がる。光を受けた酒瓶が、輝きながらラインを流れていく。
清酒「白鹿」で知られる辰馬本家酒造(西宮市)の生産施設「白鹿館」。その核となる瓶詰め工場は一九三〇(昭和五)年の完成以来、今なお現役だ。
「斬新なデザインだが理にかなった構造。工業化へ向かう流れを見越していたかのよう」。長年施設管理に携わってきた同社の坂口裕さん(56)は語る。
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コンクリート製鉄骨アーチは十五連。大きさや流麗な曲線に目がいくが、この構造によって柱なしで天井を支えることができ、
幅二十四メートル、奥行き六十四メートルの屋内空間が障害物なしで実現した。
その隅々まで光をもたらしたのが、南北両側に約百六十カ所配置された採光窓。
自在に開閉することで、瓶詰め工程で発生する熱や蒸気を排出する機能も併せ持つ。
(2005.5.12 ?神戸新聞より、一部抜粋)