いつもぼくらは気付かされます。。
大きな災害や天災、そして戦争。
ぼくらの考えている日常が揺らいだとき、いつもぼくらは気付かされます。
東日本大震災が発生してから1週間が過ぎました。段々とその被害の情報が
集まり、被害規模の大きさに圧倒されています。
まだまだ情報に乗ってこない、もしくは手の届いていない地域は
どれだけあるのでしょうか。そんな状況は沢山あると思います。
主要メディアでは連日、津波による被害と原発の情報ばかりが流されており
まだまだ全容は見えてきません。
ひとりの人間として、同じ日本人として何か出来ることは。。
そして、建築に携わるものとして出来ることは。。。そう考えます。
そして多くのみんさんもそれぞれ何かできることはと思っておられることでしょう。
ただ、何よりもぼくが気付かられているのは、日々の生活です。
人は自分の日常が揺らいだとき、非日常がはやく元に戻れと祈り、
慰めあい、助け合い、手と手を取り合い、前を向いて歩きます。
そんなことが日常の中で、ささやかな生活の中でどれだけ実現できるでしょうか。
あのとき、もっと親身になっていればよかった。
あのとき、もっとやさしくしていればよかった。
そんな後悔を出来るだけ経験しないでいたい。。
天災などによる自然災害はぼくたち人間の力を遥かに超えるパワーで訪れます。
今度の津波も防ぎようがありませんでした。。。
そして突然周りのひとがいなくなってしまう。
防ぎ様のない事態に遭遇しても後悔しないよう、日々の生活の中で
精一杯人と人との繋がりを大事にしていきたいと思います。
一日でも早く皆さんに笑顔が戻ることを切に祈っています。
中島