大工技能学科
大工の専門性を総合的に習得し、
業界を担う建築技術者を目指します。
卒業後の進路
大工 左官 内装 施工管理(建築) 構造設計者 建築士(意匠設計) 建築コンサルタント など
こんな力が
身につきます!
- 規律を重んじ、質の高い
ものづくりを求める姿勢 - 協働に欠かせない
団結力・マネジメント力 - 実践的な授業を通して
建築大工技能士資格を取得
大工技能学科の特徴
1
専用の実習室で、
実践的なスキルを体得!
木造建築の骨組みが建てられる実習室で、図面作成から建物が立ち上がるまでを
実践します。

原寸大の2階建て木造建築の骨組みが建てられる、階高5メートルの実習室です。自ら加工した材で組み上げる作品のダイナミックさは圧巻!

ノミやカンナ、ノコギリ、電気工具などの大工道具が揃い、材の加工に利用されています。さまざまな建築資材に触れ、創造性を広げましょう!
実習室で制作された作品

小井田卓彌さん、田能村暁宏さん、中尾優太さん
地車好きな学生グループが企画・制作。装飾や屋根の造形にこだわり、本物らしい仕上がりを目指しました。
2
現役の大工が指導!
技と心の修練を見守ります。
幅広い現場で経験を積んだプロ講師陣が
職人として活躍するための学びをサポートします。
工人堂代表

先生が手がけた仕事

3
授業内で建築大工技能士
資格取得にチャレンジ !
大工技能学科では、「建築技能実習I ~ VI」の授業を通し、2・3級建築大工技能士資格取得をサポートしています。受講生全員が1年次に3級、2年次に2級を受験。2年間で身につけた知識・技術を客観的な視点で測り、プロとしての力を高めます。
試験課題を徹底分析した指導
教員や親方自身が課題内容を解きほぐし、大工技能に則った試験対策を熟考・指導します。
仕事を見据えた理論的な学習
試験合格の先にあるのは将来の仕事。現場を担う大工の基盤となる確かな技を身につけます。
OCTの実習室で受験可能
OCTの実習室が試験会場に指定されているため、普段の環境で試験に臨むことができます。
2年間の学びのながれ
1年次
-
前期
伝統的な木造建築の技能を習得
ノコギリ、カンナ、ノミといった手道具の扱い方を学習。基本技術となる墨付けや刻み(加工)も練習し、大工としての基礎力を培います。
-
後期
制作実習でチームワークを経験
高度な技術の習得を目指し、公開授業として「半坪ハウス」の組み立てに挑戦。また、自分で制作する建築の図面作成を行い、構造理解も深めます。
2年次
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前期
実物大建築に挑み、現場力を養う
1年次の学びを応用し、図面作成や施工など、大工仕事の全工程をグループで分担し制作。建築の棟上げを披露する公開授業も行います。
-
後期
仕事さながらの課題がプロを育む
個人やグループで卒業制作に取り組み、設計から進行管理、施工までを実践。技術とともに協働力を磨き、実務に近いものづくりを経験します。
授業紹介
建築技能実習Ⅱ
木造伝統工法を習得する実習です。木造建築の伝統的な構造体としてよく用いられる丸太材。不規則な形をしたこの材の形を写し取り、部材を加工する特殊な技法「ひかり」を学びます。
活躍する卒業生
大工技能学科の活動を
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手道具の学習やダイナミックな棟上げ実習、産官学連携プロジェクト、建築見学やイベント参加などの模様を随時更新しています。ぜひチェックしてください!
