学科紹介
卒業制作
各学科2年次の授業内で制作していく卒業作品をアーカイブ。
どう考え、答えを導き出したか、そのプロセスが問われる最終課題です。
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UTSUBO GARDENS
- II部建築学科
東夏季さん
オフィスを設計する課題。敷地に足を運んで周辺のビルや建物をリサーチし、まちに馴染む雰囲気に。素材感にこだわり、イメージパースも手描きで表現しました。
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ひろがりのいえ
- II部建築学科
堀川愛子さん
住まいの設計課題。小さな居場所をたくさんつくり、足を踏み入れた誰もが居ることができ、人と接する安心や喜びを感じられる家を考えました。
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DIS-COVER
- II部建築学科
政木わこさん
美術教育、表現を専門に学んできた経験と、OCTでの学びを生かして、「つくることが楽しい」と思える場所、自己発見ができる場所として、画塾を設計しました。
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開かれたかたち~断面建築からの住宅地再構築
- II部建築学科
谷口弘一
奈良・斑鳩の里は歴史的建築物や古い町並み、自然が多くある一方、住宅地が周辺環境に溶け込まず、どこか殺風景に感じる場所でした。そこで、既存の住宅を減築し、住宅地を再構築。
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ひとりぼっちにならない街
- II部建築学科
久保裕之
コミュニケーションの希薄化により孤立化が進む人々。街に人々が共有できる居場所を点在させ、ひとりぼっちにならない街へ変化させる提案です。
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SCRAMBLE RIVER
- II部建築学科
櫻田拳
都心部から紋切り型の街への媒体としての駅を、その建物の動的な張力によって視覚的、感覚的に意識する場として設けることで、躍動的かつ奔放な人の交流を生み出します。
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交わる風景〜ひと・まち・かぜ
- II部建築学科
田辺幸香
移動だけの通路のようになっている大阪駅周辺の道を、人と人との出会いやふれあいに満ちた空間にし、人の交わる風景が、まちの表情になるよう計画しました。人との出会いは、私が今まで生きてきたなかで、もっとも大切なこと。OCTで友だちや先輩、先生方と出会い、その想いがさらに強く思っています。
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BOAT TAXI
- II部建築学科
雪辰孝之介
大阪の中心部である梅田(キタ)と心斎橋・難波(ミナミ)間に位置する中之島を、交通面の核とするプランです。小さなボートが島全体をターミナル的役割へと変え、各路線へのアクセスを便利にします。手薄になりがちな部分を解消すべく、歴史・文化・動線・ターゲットなど細やかなリサーチに気を配りました。
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小さな建築を積層する
- II部建築学科
岡田有為
各種チェーン店に代表される、経済性に特化した無個性な「ロードサイド店舗」によって、日本の郊外都市はどこも、その土地の特性を感じさせない、均質なまちなみが形成されています。奈良県を南北に縦断する国道24号線を題材に、経済性や利便性を残し、生かしながら、奈良のこの場所にしかない魅力ある「みち」をつくり出すには、どのようにすればいいかを考えました。
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program complex
- II部建築学科
岩野陽平
「program complex」は、阪神地区の中核都市西宮市への建設を想定した、ギャラリー、ライブラリー、カフェなどによって構成される複合施設です。この作品をつくろうと考えたのは、居心地のいい場所でなんとなく過ごしていると、ふと自分にとって新しい物事に出会い、それに影響されて新しい自分に出会う……、そんなことが起こる場所を創造したいと思ったからです。
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reincarnation
- II部建築学科
中村孝至
水の都と称された川を再生したいと考えました。川は大阪の生活ではなくてはならないものであり、商売の基点でしたが今は見る影もなくなってしまっています。高度経済成長のなかで川は埋め立てられ、水質も汚染され大阪の川はマイナスのイメージに。そんな大阪にもう一度情熱と活気を取り戻したいと考えました。
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ヨハクの・・・森で・・・ヒトが・・・
- II部建築学科
浅井純平
あらかじめ使い方が想定された窮屈な都市空間では人との出会いや心の交わりは生まれません。そこで、いろいろな使い方ができ、いろいろな事が起こる場所=「余白の森」を挿入する事で、都市の中に人とのつながりが生まれるのではないかと考えました。社会や人に大きな影響を与える「建築の力」を信じ、それを形にしたいと思いました。