建築学科Ⅱ部の授業2年制・夜間/高等学校卒業者~社会人対象
モデルケース
谷口 弘一さん
建築学科Ⅱ部 2年
さまざまなチャンスを生かして、
建築を深める濃密な2年間を過ごしています。
今まで取り組んだ課題の中で印象的だったのは、自分の好きな小説やエッセイを読んで、そこから建築を想起するというものでした。言葉を建築に置き換える作業が難しく、非常に頭を悩ませましたが、ほかにはない課題だっただけに楽しかったです。また、本学科では、建築計画、法規、材料といった基本的な建築の知識を学べるだけではなく、OBが企画してくださる建築見学会や、先生の設計した住宅のメンテナンスに同行するなど、学外でもさまざまなイベントがあり、夜間の短い時間ですが、密度の濃い充実した2年間を過ごしています。今後は、ハウスメーカーの施工管理職として働く予定なので、早く仕事を覚えて、会社に貢献していきたいです。また並行して、二級建築士、一級建築士などの資格取得も目標にしたいですね。
時間割 / 2年次前期
| 時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 18:00〜19:50 (授業開始時20分間は課題研究時間) |
建築設備Ⅱ | 建築材料Ⅱ | 材料実験 | CAD設計製図Ⅱ | 設計製図Ⅱ 卒業制作 |
| 2 | 19:55〜21:45(授業終了前20分間は課題研究時間) | 計画演習Ⅱ | 建築積算 | 建築施工法Ⅱ |
私のおすすめ授業
卒業制作
卒業制作では、自分でテーマを決めて作品をつくり上げます。第一線の現場で活躍している建築家の先生からアドバイスをいただいたり、ときには周囲と議論するなどして制作することに、おもしろさを感じています。
CAD設計製図Ⅱ
AutoCAD、Jw_cadなど、さまざまなCADを一通り学ぶことができます。独学ではなかなか難しいので、この機会に技術を習得し自分のものにできれば、きっと就職先でも武器になると思い、真剣に取り組んでいます。
担当教員からのメッセージ
宗林 功先生
現在は違う分野に身を置きつつも建築を学びたい。経済的あるいは時間的制約から夜の時間帯にコンパクトに学んで建築士を目指したい。そのような想いに応えるのが建築学科Ⅱ部です。昼間の活動を維持しながらの学業、技術修得は並大抵ではありませんが、ここが「最後の学校」だという強い志しをもって一歩ずつ夢に近づきましょう。建築=理系というイメージが強いため、苦手意識から一歩を踏み出すのに臆する人もいると思いますが、実務においては高度な理系知識は必要ありませんから安心してください。またリカレント生の人たちは誰もがこれまでの経歴や経験で身につけたものが何かあると思います。それをリセットしてしまうのではなく、個々のもつ経験の上に建築の知識や技術を積み上げることで自分自身を大きくバージョンアップさせましょう!
家成 俊勝先生
建築学科Ⅱ部の特徴は、多様な学生がいることです。年齢はもちろん、経験も、それぞれが建築を学ぶ目的もさまざまです。しかし、その多様性こそが、建築を学ぶ上でとても重要だと考えています。それは、学生同士の対話や先生との対話を通して、自分の世界観をさらに大きく広げていくことができるチャンスがあるからです。モノやコトのストーリーの数はあまり多くないかもしれませんが、ストーリーの伝え方のバリエーションは無数にあります。2年間の中で、建築を設計する技術とともに、建築を通して自分なりのストーリーの伝え方を獲得できるのではないでしょうか。私もこの建築学科Ⅱ部の卒業です。恩師からは「常道非道」という言葉をいただきました。常の道は、道に非ず。今ある道だけを信じるのではなく、自分自身で新たな道を開拓する精神も養ってもらえればと思います。
卒業制作
建築学科Ⅱ部 講義要網
| 授業科目 | 授業内容 | |
|---|---|---|
| 必 修 |
建築設計製図Ⅰ | 基本的な製図の技術を学ぶと共に、木造住宅の設計能力を習得します。 |
| 建築計画Ⅰ | 建築を総合的にとらえ、建築を計画・設計するための能力を養います。 | |
| 建築計画Ⅱ | 建築の多面的な要素を理解し、建築を計画・設計する能力を育成します。 | |
| 建築環境工学Ⅰ | 環境因子である熱、空気、音について学び、快適な環境を考えます。 | |
| 建築環境工学Ⅱ | 環境因子である光、水、電磁波について学び、快適な環境を考えます。 | |
| 構造力学Ⅰ | 力の合成・分解、力のつりあい、反力、応力など、構造設計の基礎を学びます。 | |
| 構造力学Ⅱ | トラス、応力の基本、断面の性質、応力度変形、たわみについて学習します。 | |
| 建築一般構造Ⅰ | 木造建築物の構成、部位、材料等を学び、建築物の構成や仕組みを理解します。 | |
| 建築一般構造Ⅱ | 鉄骨建築物・鉄筋コンクリート建築物の構成、部位、材料などについて学びます。 | |
| 建築材料学Ⅰ | セメント・コンクリートをはじめ、現代の主要な構造材料について学習します。 | |
| 建築材料学Ⅱ | 金属製品や木材、石材、ガラス、プラスチックなどについて理解を深めます。 | |
| 建築法規Ⅰ | 建築基準法の用語・単体規定について、実例を交えて、構成、条文を学びます。 | |
| 建築設計製図Ⅱ | 集合住宅・複合施設の課題等を通じ、建築設計における総合的構想力を磨きます。 | |
| 卒業設計製図 | 2年間の学びの集大成として、学生たちが各自で記念となる作品を作り上げます。 | |
| CAD設計製図Ⅰ | 建築業界で幅広く活用されているCADによる建築製図の基礎を習得します。 | |
| CAD設計製図Ⅱ | CAD設計製図Ⅰの学びをベースに、CADの応用ができるよう技術を磨きます。 | |
| 計画演習Ⅰ | 具体的な条件でリアリティーのある空間を提案・表現し、空間とは何かを考えます。 | |
| 計画演習Ⅱ | 具体的な条件でリアリティーのある空間を提案・表現し、空間とは何かを考えます。 | |
| 建築設備Ⅰ | 環境、電気設備、空気調和設備について学び、設備の基礎知識を理解します。 | |
| 建築設備Ⅱ | 換気設備、給排水衛生設備、防火設備、維持保全について学習します。 | |
| 建築施工法Ⅰ | 仮設工事、土工事、基礎工事、鉄筋コンクリート工事について学びます。 | |
| 建築施工法Ⅱ | 鉄骨工事、外装工事、内装工事、設備工事、工程管理、品質管理などを学びます。 | |
| 選 択 |
西洋建築史 | 西洋の建築の変遷の流れを理解し、建築技術者としての教養を養います。 |
| 近代・日本建築史 | 西洋の近代建築と、日本の古代から近世までの建築を理解し、教養を養います。 | |
| 住宅論 | 建築家の住宅作品を通して、住宅建築の要素、設計プロセスを学びます。 | |
| 構造力学演習Ⅰ | 演習問題を通じて、力、力のつりあい、安定・不安定、反力、応力などを学びます。 | |
| 構造力学演習Ⅱ | 演習問題を解きながら、トラス、構力、変形、たわみなどについて学習します。 | |
| 建築法規Ⅱ | 建築基準法の集団規定などについて、実例を交えて、構成、条文を学習します。 | |
| 計画基礎演習 | 建築の計画に必要な空間の表現力、寸法・単位空間の概念への理解を深めます。 | |
| 図学 | 建築技術者として身につけておくべき初歩的な図法および透視図などを学びます。 | |
| 測量学 | 測量に用いる機器と測法や理論およびその応用について学習します。 | |
| 建築構造学Ⅰ | 各種構造の構造計画法や構造設計法などを学び、構造技術者の基礎を固めます。 | |
| 建築構造学Ⅱ | 木構造・鉄筋コンクリート造の部材設計法や建築物の構造計算書などを学びます。 | |
| 建築構造学Ⅲ | 鉄骨造・鉄筋コンクリート造の部材設計法や建築物の構造計算書を学びます。 | |
| 構造学演習 | 構造力学を深く学び、実践的な構造設計につなげる構造設計の基本を学びます。 | |
| 材料実験 | コンクリート、鉄筋、鉄骨の強度、歪み等の実験を行い、特性を理解します。 | |
| 建築積算Ⅰ | 建築物の実現に必要な予算の管理を意識・理解し、積算の技術を習得します。 | |
| 建築積算Ⅱ | 建築物の実現に必要な予算の管理を意識・理解し、積算の技術を習得します。 | |
| 施工図Ⅰ | 施工段階で描かれる施工図を作図し、コンクリート躯体図の基本を学びます。 | |
| 施工図Ⅱ | 施工段階で描かれる施工図を作図し、コンクリート躯体図の詳細を理解します。 | |
| 測量実習 | 野外で測量機器を用いて実習することで、機器の使用方法と測量学を学びます。 | |
| 建築総論Ⅰ | 建築の実現までのプロセスについて、実践的な視点から学習します。 | |
| 建築総論Ⅱ | 建築の実現までのプロセスについて、実践的な視点から学習します。 |




