ロボット・機械学科の授業2年制・昼間/高等学校卒業者~社会人対象
モデルケース
佐次 祐馬さん
ロボット機械専攻(ロボットコース) 2年
つくることの楽しさが、
社会で働く自分を想像させてくれます。
ロボット・機械学科では、電気のことから機械のことまで幅広く学べます。いつかロボットをつくりたいという想いから、電気や機械のことを深く勉強できるこの学校を選びました。また、部活では1リットルの燃料で走行距離を競うエコラン部に所属。みんなそれぞれの担当をもち、ひとつのものをつくっているのですが、僕の担当はフレームづくりと前輪部の調整です。製作段階では、問題が発生するたびに、自分たちで改良方法を探る作業を繰り返します。大会当日までは何が起きるかわかりませんが、仲間と何度も話合いながら車をつくっていく作業はとても良い経験になりました。OCTで学んだつくることの楽しさを忘れず、将来は人の役に立つロボットをつくりたいと思っています。
時間割 / 2年次後期
| 時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 9:20〜10:50 | 基礎製図 | CAD実習Ⅰ | 図学 | 製作実習Ⅰ (ロボット機械専攻) |
コンピュータ演習 |
| 2 | 11:00〜12:30 | 要素設計 | 流体力学 | |||
| 3 | 13:20〜14:50 | ソフトウェア演習 | 加工技術 | キャリアデザイン | 特別講義 (不定期) |
|
| 4 | 15:00〜16:30 | 電子回路 | 材料力学Ⅱ | ー |
私のおすすめ授業
製作実習
授業では主にロボットの製作が行われます。いつかはロボットをつくりたいという夢があったので、いつも出来上がる瞬間はワクワクしますね。製作実習では、楽しみながら取り組んでいます。
ソフトウェア演習
プログラミングのひとつであるC言語の習得を中心とした授業です。C言語の難しさにとても苦戦することもありますが、上手くいったときはとても嬉しいですね。
中牟田 勇さん
ロボット機械専攻(機械技能コース) 2年
失敗を含め実践を繰り返すことで、
ものの仕組みを学んでいます。
ロボットや機械をつくる上で必要な技術や、知識を学んでいます。中でも印象的だった授業は、スターリングエンジンの製作です。1816年からに発明された、外部から熱を加えることで作動するというエンジンです。授業では、施盤やフライス盤といった工作機械を使用して部品を削り出すことからはじめ、組み立てました。最終的には、上手く作動せず残念な結果に終わったのですが、スターリングエンジンの仕組みを細部にわたって知ることができました。それと同時に、次こそは絶対にしっかり動くものをつくるぞと心に誓いましたね。将来は、土砂などを運ぶ運送機械の製造業を手がける家業を継ぐ予定です。父とともに働くので、今は技術や知識を身につけるべく勉強に励んでいます。いつかは現在使用されている運送機械よりもさらに便利な機械を開発したいですね。
時間割 / 2年次前期
| 時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 9:20〜10:50 | 製作実習Ⅱ | ロボット概論 (機械技能コース) |
製作実習Ⅱ | 3D-CAD | 機械設計 |
| 2 | 11:00〜12:30 | キャリアデザイン | 産業機械Ⅰ | |||
| 3 | 13:20〜14:50 | 機械設計 | プロダクトデザイン | マイコン制御 | CAD実習Ⅱ | 特別講義 (不定期) |
| 4 | 15:00〜16:30 | - |
私のおすすめ授業
製作実習
鉄やアルミなどの金属を加工してものをつくる実践的な授業です。今まで見たことのある商品がどのように加工してつくられているのかを学びます。つくってみることではじめてわかることも多かったです。
CAD実習
CADを使用して図面を描く授業です。後期に製作するからくり人形に必要な部品の設計を行います。最初はわからないこともありましたが、一つひとつを理解していくうちに上手く描けるようになりました。
担当教員からのメッセージ
堀部 達夫先生
ロボット・機械学科はロボットやエンジン、家電製品などの身近なテーマを教材にして機械工学と電気工学を実践的に学びます。難しそうに感じるかもしれませんが、簡単なことの積み重ねを続けることで学んでいくことのできる分野です。私は子どもの頃から自分でおもちゃをつくったり修理したりするのが好きでした。そうしたことをずっと続けていたので、今では自分の車を修理することができるようになりました。それともうひとつ、すべてに言えることですが、本を読んで学ぶことが大切です。私が推薦する本は、本田技研工業の創始者本田宗一郎氏の『やりたいことをやれ』です。本田宗一郎自身の経験から技術者の考え方をまとめたもので、素晴らしい人生論だと思います。ぜひ自分の進路を決める時期に読んでみてください。私の授業でもよく学生に紹介しています。
宮川 八州美先生
社会で求められている人材は"素直に学び、実践する人"。私は長年電機メーカーで設計の仕事に携わってきました。会社には毎年、新入社員が入ってきます。新入社員には2つのタイプがあります。ひとつは、入社後、数年で一人前になりバリバリ仕事をこなすタイプ。もうひとつは、数年経っても仕事を任せられないタイプ。前者は先輩たちのもつ技術を素直に学び、自分のものとしています。また、それに対応できるように日々勉強して幅広い知識を吸収しています。一方、後者は自分の考えにこだわり、ほかの人から技術を素直に学び実践することができない人だと思います。これからOCTで学ぼうとするみなさんは素直な心でモノを見て、感じ、考えて、幅広い知識、技能を吸収してください。
卒業制作
ロボット・機械学科 講義要網
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| 授業科目 | 授業内容 | |
|---|---|---|
| 必 修 |
基礎製図 | 機械製図規格および関連法規を理解し、製作図その他の図面管理能力を育みます。 |
| 製作実習1 | 加工の基礎や電気回路の基礎を実際に学生たち自身で作りながら学習します。 | |
| 製作実習2 | ロボット大会の出場に向け、有線型ロボットを自分たちで考え、製作します。 | |
| CAD実習Ⅰ | コンピュータによる図面作成を通じて、技術者に不可欠なCAD製図を学びます。 | |
| 制作実習3 | アクチュエータ実習、アームロボット実習、マイコンロボット製作を行います。 | |
| 制作実習4 | 歩行ロボットの製作、金属材料の加工方法や手仕上げ作業について学習します。 | |
| 制作実習5 | 学生自らテーマを見つけて研究し、図面作成を行い、製作に取り組みます。 | |
| CAD実習Ⅱ | CADの特性や機能を応用し、外部団体のコンペでアイデアと製図力を試します。 | |
| 選 択 |
コンピュータ演習 | ワード、エクセル、パワーポイントいったPCソフトの操作方法を習得します。 |
| 材料力学Ⅰ | ロボットにどのような動きをさせるかを決定づける、力学の基本を学びます。 | |
| テクニカルイラスト | 自分のアイデアを正確に伝えるための手描きスケッチの力を養成します。 | |
| 製図・情報技術 | CAD製図法の国際規格と国家規格(JIS規格)による製図法を学習します。 | |
| 電気概論 | 実際に回路を作るなどの実習も交えて、電気の基礎について学びます。 | |
| 工業材料 | 各種材料の特性・組成・用途等の理解を深め、有効利用する能力を養います。 | |
| 数学演習 | 多彩な演習問題を通じて、専門科目を理解するのに必要な数学を学びます。 | |
| 材料力学Ⅱ | 力学的に見て効果的な材料の使い方ができるよう、設計での応用力を高めます。 | |
| 加工技術 | 加工方法について、加工機械と加工したものを例にしながら学びます。 | |
| 要素設計 | 機械の機構設計に必要な機械要素の設計を中心に学習します。 | |
| 電子回路 | 電子の基礎理論や応用事例を学び、電子の効用や電子回路の動作を理解します。 | |
| ソフトウエア演習 | C言語によるプログラミングの考え方や基本的なアルゴリズムなどを学びます。 | |
| 図学 | 立体図学を重点的に学習し、立体の認識力・理解力を深めます。 | |
| 流体力学 | 水や空気などの流体の運動法則について、基礎的な知識を身につけます。 | |
| プロダクトデザイン | 3Dソフトでモデリングし、物を三次元で考え形状を把握し、デザイン力を磨きます。 | |
| 3D-CAD | 3D-CADをツールとして、設計・デザイン・製図の効率化を図ります。 | |
| マイコン制御 | マイコンにはどんな役割、どんな可能性があるのか、実習を交えながら学びます。 | |
| 機械設計 | これまで学んだ力学系授業を活用し、どのように機械を設計するかを学習します。 | |
| 自動車工学 | 動力性能やプレーキ性能など、自動車の基本事項について理解を深めます。 | |
| 福祉機器 | 高齢化社会に求められる福祉機器や住環境についての理解を育みます。 | |
| ロボット技術 | ロボットの現状と今後について理解し、ロボットの仕組みや考え方を学びます。 | |
| 熱力学 | 数式より考え方に重点を置き、機械設計を行う上で必要な熱力学を学びます。 | |
| 工業英語 | 専門的な文献や雑誌、カタログなどが読めるよう工業英語を身につけます。 | |
| センサ技術 | いろいろな工業量を電気信号に変換してとらえるセンサについて学びます。 | |
| 自動制御 | 工場、事務所、家庭など、多様な場面で活用される自動制御の技術を理解します。 | |
| 冷凍・空調 | 冷凍工学、空気調和の基本的事項について、演習を交えて学習します。 | |
| 機械力学 | 多くの例題や演習に取り組みながら、理論的に力学についての知識を養います。 |




